ロータリーエンジンの特徴

エンジンという内燃機関の中で、かなり特殊なものといえるのがロータリーエンジンでしょう。特に自動車用としては、日本のマツダのみが量産化に成功したエンジンで、このエンジンを載せた車の代表として挙げられるのがRX-7、RX-8といった日本を代表するスポーツカーです。なぜこのようなピュアなスポーツカーにしか使われないかというと、その特徴に理由があります。このタイプのエンジンはまず軽量、かつ排気量も少ないです。しかしながらも大きなパワーが取り出せる、ということで軽量・大パワーを必要とするスポーツカーには最適なエンジンであるといえるでしょう。しかしもちろん欠点もあり、このエンジンは大変燃費が悪いことで有名です。特に環境問題が取りざたされる昨今では採用しにくくなっているようで、RX-8を最後に採用された車種はありません。一般的なレシプロというタイプのエンジンでは、ピストンが上下し、その上下運動をクランクを介して回転運動に変えるという構造です。しかしロータリーではピストンが存在せず、変わりにローターと呼ばれるおにぎりのような形をしたパーツがエンジンの中で動いています。レシプロのように上下運動ではなく、ローターが非常に複雑な回転運動をしながら中心にあるシャフトを駆動する、きわめて難しい構造を持ったエンジンなのです。

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